森氏の短編集。
最初の方は、ミステリー色が濃いけど、
あとの方は、ミステリー色は薄い。
ミステリーも森氏らしいミステリーから
チャンドラーのオマージュ?って思える
ハードボイルドちっくなものまで。
で、初出一覧が最後に載っていたが、
すでに既出の作品ばかりで森氏が気に入
っている13作を抽出した作品集という
ことだった。
私は、短編集はあまり買わないので、初
めて読む作品が多かった。レタス・フラ
イに収録されてた2作(砂の街、檻とプ
リズム)は、つい、この前読んだところ
だから、ついつい飛ばしてしまった。
でも、「砂の街」を読んだ時、ふと、
「砂の女」を思い描いてしまった。
で、今回の短編に「河童」というタイト
ルの作品があり、タイトルのあとに、芥
川龍之介の「河童」の一節が引用されて
いるから、オマージュ?と思って読んだ
が、オマージュなのかよく分からなかっ
た。
とりあえず、今回の作品群でイマイチ読
みとれなかった作品は、
「素敵な模型屋さん」
「キシマ先生の静かな生活」
「恋之坂ナイトクラブ」
とりあえず、この3作品は、読後、「?」
しか頭の中に湧かなかった。
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