部屋を片付けるついでに、久しぶりに
読み直してみた。
どうも、部屋を片付け始めると、片付
けから遠ざかっていく気がするのは気
のせいだろうか?(笑)
で、やっぱり傑作だ。氏のデビュー作
だが、この作品は実は2,3作目で、
編集から、この作品を1作品目で出そ
うということになったというのは、あ
とで、何かのエッセイを読んだ時に知
った。
すべての作品の始まりは、ここにある。
四季シリーズも、百年シリーズも。
とりあえず原点に返ってみた。
そして、あの時、衝撃を受けたフレー
ズを拾い上げてみた。
「自然を見て美しいなと思うこと自体
が、不自然なんだよね。汚れた生活を
している証拠だ。窓のないところで、
自然を遮断して生きていけるというの
は、それだけ、自分の中に美しいもの
があるということだろう?つまらない
仕事や汚れた生活をしているから、自
然、自然ってご褒美みたいなものが欲
しくなるのさ。」
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「思い出と記憶ってどう違うか知って
る?」
「思い出は、良いことばかり、記憶は
嫌いなことばかりだわ」
「そんなことはないよ。嫌な思い出も、
楽しい記憶もある。」
「じゃあ、何です?」
「思い出は全部記憶してるけどね、記
憶は全部は思い出せないんだ。」
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「先生・・・・、現実って何でしょう?」
「現実とは何か、と考える瞬間にだけ、
人間の思考に現れる幻想だ」
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「死を恐れている人はいません。死に
至る生を恐れているのよ。苦しまない
で死ねるなら、誰も死を恐れないでし
ょう?」
「おっしゃるとおりです」
「死んでいることが本来で、生きてい
るというのは、そうですね・・・、
機械が故障しているような状態。生命
なんてバグですものね」
(中略)
「生きていることは、それ自体が、病
気なんです。病気が治ったときに、生
命も消えるのです。そう、例えばね、
先生。眠りたいって思うでしょう?
眠ることの心地良さって不思議ですわ。
何故、私たちの意識は、意識を失うこ
とを望むのでしょう?意識がなくなる
ことが、正常だからではないですか?」
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まぁ、以前に書いたモノもありますが。
やっぱり、この思考はすごい。今、読
み返しても、やっぱり凄いなと思える。
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ffさん、いらっしゃい。
「面白そう」じゃないんです。
面白いんです!!!(笑)
最近の作品は初期の頃のような衝撃を受けるセリフが出てこなくて寂しいですが。
でも、クリエイティブな仕事をしてる人は大変ですよね。作家とか音楽家とか。
こういう我が儘な読者や視聴者が好き勝手言って。斬新なフレーズやら音楽とかを量産していくなんて不可能なのに。それが出来なくなったと感じると、あぁ、あの人は終わったとか勝手に言って。そして、賞味期限の切れたコンビニ弁当のように捨てられる・・・。
最近は古本屋も盛況だし、古本で購入されると、その分、印税も入ってこないしね。
クリエイティブなお仕事をされてる皆さん、頑張ってください。
と、エールを送るコメントで締め!