さて、この本はけっこう前に読んだが、
部屋の整理をしていて、出てきたので、
読み直してみた。(またか)
日本語訳は1990年に刊行。オリジ
ナルは1989年らしい。
物語は、1986年に米国がリビアに
行った空爆から始まる。この部分がプ
ロローグとしてあり、本編はそれから
6年後の1992年が舞台。
日本語訳タイトルは「カダフィの標的」
とされているが、カダフィ自身は物語
中1度も出てこない。しかし、邦訳に
された時に、「カダフィ」の名前が使
われたのは何故か? まぁ、この陰謀
がカダフィの意向を汲んだものだから
だろう。
原題「IN THE MIND OF MEN」を邦訳す
ると、意訳すると「色々な思惑」とい
ったところだろうか。この物語の中に
登場する人物それぞれ色々な思惑を持
って行動していることを表しているん
だろう。
で、このin the mindo of menという
言葉は、ユネスコ憲章前文に使われて
いる言葉らしい。訳者あとがきに書か
れていた。その際には「人々の心の中」
と訳すそうな。しかし、この物語の中
に出てくる登場人物で思惑を持ってい
るのは男だけじゃないのに、menという
表現を使うのはおかしくないかい?
と、男女平等論者は言うのだろうか?
と、ついつい、つまらない事を考えて
しまうのであった。
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